東御市産フジりんご100％で造られるリュードヴァン・シードル。ちょうど今が仕込みの最盛期です。
一年で最も寒いこの季節の仕込み作業は結構つらいものですが、厳しい寒さの中だからこそ、搾った果汁は澄み渡り、また低温での醗酵もコントロールし易いなど、寒さも品質の安定の為には欠かせないものなのです。
今では自社農園産のワインと並び、もう一つの柱として成長してくれたシードル。仕込み量も順調に増えつづけ、今年は約9.5トンのリンゴを仕込んでいます。ワインと違い農産物としてヴィンテージの違いがでにくいシードルだからこそ、また大量に仕込むからこそ、品質が安定していることが重要となります。
そんなリュードヴァン・シードルですが、おかげさまで昨年も各地でシードルガーデンを開催していただいたり、プレミアムシードルのポム・ドールが商品として育ってくれたり、またプライベートラベルの採用も増えてきております。今年もさらにより身近な飲み物として飲んでいただけるように頑張ります。よろしくお願いします。

東御市産フジりんご。JA信州うえだ管轄の中でも、東御市内のリンゴだけを厳選して使用しています。

リンゴの洗浄の後は、まるごとクラッシャーへ投入します。

クラッシュされてすりおろしリンゴのような状態です。

バスケットプレス機で一日3回転。

流れ落ちる果汁。まさに搾りたて。

3500リットルタンク2本で発酵させます。
このように果汁は酸化して褐色になりますが、この後、醗酵によって再び還元状態となり、美しい黄金色になります。

ようやく半分ほどの量になりました。

スタンダードのシードル。爽やかで料理を選ばない万能性が魅力。

プレミアム・シードル／ポム・ドール。
シャンパン製法によって、2年の歳月をかけて完成します。深くリッチな味わいです。

プライベートラベル。

春にはまた苗木の定植とピクニックで。
初夏にはシードルガーデンで。