7月の初め、少し前の葡萄畑。
ソーヴィニヨン・ブランの畑。

梅雨明け宣言の少し前、湧き立つ雲からようやく夏本番の気配。少し気分が上向きます。
降水量の少ない東御市と言えども梅雨は梅雨。
じめじめと湿気と暑さで葡萄にも病気のリスクが高まります。
日本の夏もこんな風にいつも晴れてくれているといいですね。
　
雨が降って嬉しいのはこの者達。最近、ようやく合唱も落ち着きました。

葉の上は気持ち良いかい？
　
シャルドネ畑を上る小道。

天高く伸びようとする蔓を刈り込むとようやく夏の葡萄畑の絵になります。
　
そして7月後半に差し掛かろうとする頃、メルロの畑

暑い日も続きました。そして台風の後は比較的過ごしやすく、最近は心地良い風が吹きぬける日が続きます。
　
メルロらしい大ぶりな房。

あとひと月もすると色つき始めます。
　
少々生育の遅いソーヴィニヨン・ブランの区画。
　
夏の蓼科山を望む景色は本当に気持ちがいい。
信州の夏。
　
房の小ぶりなソーヴィニヨン・ブラン

リュードヴァンでは一番早く、9月の末頃には収穫期を迎えます。　
　
既にCafe Rue de Vin でも完売してしまったソーヴィニヨン・ブランですが、
　
今年は1500本くらいできると良いのですが。
　
そしてソーヴィニヨン・ブランが好きなこの方がいらっしゃいました。

辰巳琢郎さん。
BSフジ「辰巳琢郎のワイン番組」の取材です。
　
実は辰巳さん、シャルドネをあまり褒めることが無いとか…。

リュードヴァンのシャルドネが気に入ってもらえたようです。
　
こちらは、まだCafe　Rue de Vin　でも在庫があります。
メルロ、シードルと共に販売しております。
　
ちなみに放送は8月後半だそうです。
土曜22：00～22：30，再放送：日曜11：30～12：00　

是非ご覧ください。
　
さて、青空と蓼科山をバックに今年初収穫を迎えるピノ・ノワールの区画。

夏の青い空との対比が印象的です。
　
来月中旬にもなれば暑さはまだまだ盛りでも、秋を告げるアキアカネが飛び交い、蔓も木質化が始まりすこしづつ茶色に変化し、葡萄の房も色つき始めます。
そのわずか前、今が一番葡萄の緑が色濃いシーズンです。
　
ピノ・ノワール。
他の品種に比べて結果が出るまでに1年遅れですが、今年はどうやら収穫のめどが付きそうです。

ソーヴィニヨン・ブランと同じくらいのタイミングで収穫期を迎えるのではないかと思います。
初収穫なので何とも言えませんが、収穫のお手伝いをしていただける方、9月の末頃になりそうです。よろしくお願いします。
　
そして、シャルドネも順調です。

　
生育もたくましく、

つい黄金の丘に思いを馳せてしまいます。
　
まだ7月後半だと言うのに、たわわに実った房を目の前にすると、秋の収穫へと向かって気持ちは先へ先へと駆り立てられます。
芽吹きから収穫まで、ちょうど中間地点にあたるこの時期は、葉の枚数も房の数も整い全ての準備が整った状態。これから葡萄自身は実った房を充実させる為にその能力を注ぎ込み、私達はその房を如何に健全に守って行くかが仕事となります。
枝葉の整理や草刈は勿論、病害虫や鳥獣の対策と、やるべきことの限は無く、収穫までのふた月が2倍にも3倍にも長く感じられるのです。
もうしばらく、夏の空が高くなるまで、気を引き締めて葡萄畑へ向かわなくてはなりません。
収穫という全てが喜びに変わるその日までスタッフと共に頑張ります。
　
　
　
*　*　*　*　*　*　*　*　*　お　知　ら　せ　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*

Cafe Rue de Vin　（カフェ・リュードヴァン）
土曜・日曜のみ営業
AM10：00～PM5：00
〒389-0506　長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973
　
　
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