ソーヴィニヨン・ブランの収穫を終え、いよいよシャルドネの収穫の季節がやってきました。
シャルドネはリュードヴァンの基本スタイルであるシャブリスタイルのワイン「リュードヴァン シャルドネ」と、小樽による醗酵と熟成をした「リュードヴァン シャルドネ コリーヌ・ドール」、そして2種類ヴァン・ムスー(スパークリングワイン)の原料となるため栽培面積を増やしているところです。
その為、収穫作業は2週に渡る予定です。
日程 10月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、12日(月祝)
(予定より早く収穫作業が終了する場合がございます。)
収穫する品種:シャルドネ
集合場所 : リュードヴァン 長野県東御市祢津405
時間は9時30分頃から始めております。(遅れても構いません。)
昼食は自由に葡萄畑でピクニックを楽しんでいただいております。
勿論、ワイン好きの皆様のことワインの持ち込みも自由です。
(※ドライバーの方の飲酒はお控えください。)
(なお、天候や成熟の状況で急きょ中止になる場合もございます。了承ください。)
通常どおり、カフェ&レストラン リュードヴァンも営業しております。
勿論、リュードヴァンのワインも購入できます。
参加希望の方はご連絡ください。(E-mail : info@ruedevin.jp)
日差しが強く、寒暖の差が激しい信州です。
帽子と長袖、長ズボン、上着をご用意ください。
また靴は汚れても良いもの(めったに長靴である必要はありません。)
皆様と楽しく収穫できることを楽しみにしております。
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先週末のソーヴィニヨン・ブラン収穫の様子です。
ソーヴィニヨン・ブラン。
いつものように、皆さん楽しく会話しながらの収穫作業です。
収穫は順調に進みましたが、初夏の雹と長雨の影響でやはり収量はやや少ない結果となりました。
晴天は気持ちいいですね。これからピクニックです。
毎週やってますが、楽しいです。
午後からは少量ですがピノ・グリも収穫しました。
手前3分の1がピノ・グリ。奥はシャルドネです。今年からやっと、まともな収量が見込めるようになった区画ですが、獣よけの電気柵の設置のタイミングで、ピノ・グリはだいぶタヌキの餌食に・・・。
雲がかかる西の空でしたがここの黄昏時はほんと美しいです。
十五夜、夕陽は望めませんでしたが、東の空からは大きな月が昇りました。
本日(10月1日)は皆様と一緒に収穫したソーヴィニヨン・ブランの仕込み作業です。
振り返ると2013ヴィンテージは猛暑の年、果実感豊かなボリューミーなワインとなりました。昨年2014ヴィンテージは冷夏と思いきや残暑の9月。これ以上ない位伸びやかな酸味が心地よいワインとなりました。そして2015、酷暑と雹と長雨に翻弄されたヴィンテージ。苦難の中からどのようなワインに成るかは仕込んでみなくては分かりません。
しかし、ワインのヴィンテージとはその年の天候・気候を記録したレコードだからこそ、ボトルに年号が記されるものなのです。単なる何年熟成したかの指標だけではない、その地に暮らす者のその地の自然と共に生きてきた証なのです。
だからこそ、この年の天候・気候を結果として受け入れ、最善を尽くしてワインを造るのです。
ワインとは元々地産地消の最たる物。自らの生活と縁のない地域からの原料調達は、ワインと共に暮らし生きてきた西洋の先人たちの大切にしてきた価値感とは反するもの。
輸入ワインをボトリングした「国産ワイン」から、国産の原料葡萄に切り替えて清廉潔白「日本ワイン」ですと胸を張ったところで、謂れのない地域からの原料調達に頼っているようではどんな拘りも言い訳に聞こえてしまう。
東御の祢津という地域で葡萄を栽培し、この地のこの年の天候・気候に身を委ね、抗い、その恵み、結果として生まれてくるワインこそが、リュードヴァンのヴィンテージであり、「日本ワイン」などという曖昧な括りではない、「東御市祢津」こそがまぎれもないリュードヴァンの原産地なのです。