紅葉真っ只中の東御です。いよいよ今年最後の収穫作業となります。今回はカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫ボランティア募集のお知らせです。
日程 10月31日(土)、11月1日(日)
(お仕事などの関係で週末にお休みできない方、人数によっては27日~30日に収穫できる場合がございます。ご相談ください。)
10月31日(土)
集合場所 : リュードヴァン
長野県東御市祢津405
※ 集合時間 : 9時30分厳守
収穫する畑 : 永井農場さま隣りの畑。
長野県東御市和8513−1
(永井農場さまへの電話での問い合わせはご遠慮ください。)
※ 31日は収穫する畑がリュードヴァンから少々離れた場所になります。
不特定多数の方を現地まで誘導することが少々困難となります。
集合時間厳守、現地まで当社スタッフの車で乗り合いで向かいます。また、4名~5名で現地まで車で来て頂ける方も歓迎です。
参加希望の方はE-mailにてご連絡ください。(info@ruedevin.jp)
11月1日(日)
集合場所 : リュードヴァン
長野県東御市祢津405
収穫する畑 : リュードヴァン駐車場隣。
1日はいつもどおり、集合時間は特に設けてはございませんが、9時30分頃から始めております。
なお、昼食は二日間とも葡萄畑でピクニックの予定です。勿論カフェ&レストラン リュードヴァンでとっていただいても結構です。
ピクニックの場合、ワイン好きの皆様のことワインの持ち込みも自由です。(※ドライバーの方の飲酒はお控えください。)
ピクニックランチボックスをご希望の方は、なるべく早めに作業前日までにご連絡ください。ご用意できる数に限りがあります。場合によっては売り切れの場合もございます。ご了承ください。
リュードヴァンのワインも購入できます。
日差しが強く、寒暖の差が激しい信州です。曇り空や小雨の場合、軽い冬支度位が良い場合がございます。
帽子と長袖、長ズボン、上着、作業用手袋(園芸用の薄手のものが良いです。ワイナリーでも購入できます。200円程度)をご用意ください。
また靴は汚れても良いもの(めったに長靴である必要はありません。)
皆様と今年最後の収穫が出来ることを楽みにしております。
よろしくお願いします。
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ここからは、10月24日、25日、メルロの収穫作業の様子です。
メルロ。
開花時期に酷い雹にたたられて、花芽の多くを台無しにし
ご覧のとおり、まばらな粒ですが、病果が少なかったのは
25日は雲一つない快晴。辺りの紅葉も美しく色づいてい
葡萄の葉も紅葉しています。
赤い葉は幹に害虫が入ってしまったサイン。山
本日の成果と一緒に。
午前の収穫が終わり、収穫かごはそのままに、お昼はいつもの様にピクニックタイムです。
例年の8割程度の収穫量でしょうか。
収穫を終えて美しい紅葉の山々につい見惚れてしまいます。
週明けはいつもの様に仕込み作業。
実験的な遅摘みメルロ。
やや萎れた葡萄からは自然と濃縮された高い糖度と酸味を
タンクに投入されるメルロ。
シーズンの終わりを感じるこの頃です。
冷夏と長雨、雹による影響と、なかなか厳しい2015年
しかし、後半に収穫となるメルロは果実の成熟時期が長雨
とは言うものの糖度が上がりにくい年であることは承知の上で、何とか工夫という悪あがきでもできないものかと、メル
その土地の気候風土、そしてその年の天候を記録した
猛暑だった2013年は、ボリューム感あふれる果実味に富んだ年。
冷夏だった2014年は、肌理細やかで滑らかで、伸びやかな酸味が特徴的な年。
そして、一言では言い表せないがあえて表現するならば、天候不順だった2015年。
この地で10回目の葡萄栽培となった区切りの年です。
この地で 葡萄栽培し、ワインを醸造して思うこと、それは自然は到底克服出来るものではなく、私たちはその恵みを利用させて頂いている立場であり、その土地の天候・気候と如何に歩調を合わせ、謙虚に工夫しながら付き合って行けるかが大切であると、改めて感じさせてくれた年でもありました。
ヴィンテージというこの土地の記録としてのワイン。
そこに造る側として係わる者がいて、またそれを飲んでくれる者がいて、これらが永く時を超えて続くことこそが、ワイン造りが人の営みとして意味のある物になるのだと思います。