Cidre epice シードル・エピス
エピスとはフランス語でスパイスを意味します。
ホップやフルーツ、スパイスなどで香りを付けた新しいスタイルのシードルの登場です。味わいは爽やかで、ビール好きにも、或いはビールが苦手な方にもお勧めできる万能な味わいです。
リュードヴァンにとってシードルはワイナリーが完成した2010年より現在に至るまで、ワインと共にリュードヴァンを支えてくれている大切な商品です。
元々、リンゴ畑の団地であったリュードヴァンの葡萄畑です。
古くからこの地域ではリンゴの栽培が行われており、標高の高さや日照時間の長さ、地質の条件など、ワイン用葡萄と同様にしっかりとした味わいのリンゴが収穫されます。
そんな東御市(旧東部町)産のフジリンゴのみを使用したシードルは、香り高く、味わいも爽やかで、リュードヴァンならではの洗練された味わいでご好評頂いております。
しかし、本場フランス産のシードルと比較すると、味わいにコクや複雑さに欠けるともいわれます。それは原料となるリンゴに対する考え方の違いから、超えられない根本的な問題でもあるのです。
しかし、食用としての芸術品のようなフジリンゴをベースとすることは、美しく洗練された日本、信州、東御ならではのシードルであると言うこと。
そしてそれはどんな食事にも合う守備範囲の広いマリアージュを見せてくれます。そんな素性の良さをもったシードルだからこそ、リュードヴァンではピンク色のラベルの田舎製法(メトードリュラール)によるスタンダードのシードルから始まって、伝統的製法(シャンパーニュ製法)を応用した、白とゴールドのラベルの、よりリッチでスパークリングワインの方向に振った「プレミアムシードル ポム・ドール」へと発展してまいりました。
そしてこの度、新たにビールテイストに振った新商品「シードル エピス」の登場です。これもまたやはり、ベースとなるスタンダードシードルの素性の良さがあってこそ実現できたリュードヴァンオリジナルの味わいです。
ラベルのデザインは従来のワインとは方向性を変えて、しかしフランスワインをリスペクトしているリュードヴァンだからこそ、アメリカンなデザインではなく、欧州のビールのようなデザインテイストを採用しております。
しかし、そこはマネに走らず、リュードヴァンの文法に則ったオリジナリティのあるものとなっております。
リュードヴァンブルーと、角にアールのあるデザイン、ネーミングの「シードルエピス」と語呂も良く、文字のバランスも「Cidre epice」と良いデザインに仕上がっております。
リュードヴァン シードル用に企画したグラスもご用意しております。
口元の広がりが絶妙で、息継ぎなしでスイスイと飲めてしまうグラスです。
瓶詰めの様子
容器の規格はワインやシードルでは750mlや375mlが一般的ですが、今回はビールテイストと言うことで330mlと地ビールなどで使用される瓶を使用しております。
日本の一般的なビールは冷えて無かったり、気が抜けたりすると途端に美味しく無くなりますが、こちらのシードル・エピスは、気が抜けても、ぬるくなっても、美味しくいただけます。欧州のビールに近い感覚で、しかもワインと同様に料理と共に味わえるもの嬉しい特徴です。
Cidre epice シードル・エピス 新感覚の味わいを是非お試し下さい。