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2007Ch,2008SB,Me ファーストヴィンテージ / 夏よ来い。

2009/08/10 (Mon)

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先月発売となった Rue de Vin Chardonnay 2008
リュードヴァンにとって初めて発売となったワインの出荷もひと段落したところ、各方面で大変好評との声が徐々に伝わってきております。
僕らの思いを伝え販売してくださっている酒販店様、そして購入していただいたお客様に大変感謝しております。
 
では2008年シャルドネの一年前、初生りの葡萄からごく少量のみ醸造した2007年のシャルドネ。
そして同じく、初生りの2008年のソーヴィニヨン・ブランとメルローは果たしていつ販売になるのか?・・・心待ちの方もいらっしゃると思います。
ご心配なく、無事に壜詰めも終了して近々発売の予定でおります。
 
上の写真がファーストヴィンテージワイン、今回が初公開となります。
 
Rue de Vinのラベルは美しく斬新と評判も上々。
しかし少々ラベルコレクター泣かせのところがあります。
通常ラベルは縦長、正方形が一般的。それよりRue de Vin のラベルは少し変わった横長です。 
 
Chardonnay 2008
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そしてこちらがラベルを展開してみたところ。
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本格生産のこのヴィンテージからはラベルも機械張りを考慮しています。
通常ラベルの顔となる表ラベルと必要事項を表記した裏ラベルを一枚のラベルに収めることで、資材点数を少なくし同時にラベル貼りの工程も簡略化を図りました。
デザインありきではなく機能美の詰まったラベルなのです。
 
 
そしてこちらが ファーストヴィンテージ のラベル。
さらに横長になり、ここまで来るととても機械で貼ることは不可能です。
Chardonnay 2007
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Sauvignon Blanc 2008
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Merlot 2008
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                       Design by ateliertaik-アトリエタイク
 
壜の外周をぐるりと一周する斬新なデザイン。
ラベル貼りは手作業となりますが、通常のノリ付けではなく、ラベルの縁を専用のシールで留めるだけ。
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大切なプレゼントを包装紙で包み、最後にシールで留めるイメージ。
これは初めての収穫の恵みと飲んでいただく方への感謝の気持ちの表れであり、生産性など“機能”ではなく、“気持ち”を込めたラベルデザインなのです。
 
生産量は下記のとおり。
Chardonnay 2007 は223本
Sauvignon Blanc 2008 は146本
Merlot 2008 は51本
 
Chardonnay 2008 の1140本よりはるかに少ないからこそ一枚一枚手作業で貼らせていただきます。
 
この記念すべき初生りの葡萄達で造ったごくわずなワイン達、
今回はワイン会員さまの特典としてワイン会員さまに限っての販売とさせていただきます。
勿論、これからワイン会員になってくださる方でも結構です。
購入方法など、詳しくはまた後日このブログにて告知させていただきます。

 
 
ではまたしばし、いつものように葡萄畑の日々をご覧ください。
 
8月、夏の日差しもほんの束の間
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梅雨明け宣言以降、8月に入った今日も降り続く雨。
南に望む蓼科山の頂きも見えたり隠れたりの日々、いったいこの雨模様はいつまで続くのだろうか。
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降雨量の少ない東御市といえども梅雨前線の影響は”無”ではなく、病気の蔓延と日照不足による生育障害が起きないか心配が募るばかり。
ただ降水量の記録をみると6月7月を合わせてやや多いような傾向で、日照量は7月は少めでしたが、記憶にある2003年の冷夏よりは遥かにマシでした。
 
2003年と言えば僕が長野県に移り住んだばかりの頃。
関東の海沿いで育った僕にとって「長野には夏がないのかな…?」と思う程涼しい年でした。しかしそれも9月に入ると急に暑さが訪れたのを覚えています。
当時勤めていたメーカーへ葡萄を供給している契約葡萄畑では、9月に入ると収穫までの10日間ほどの暑さで一気に葡萄の成熟が進み、さらにその品質の高さに驚いたものです。
その当時醸造したワインは6年たった今でも凛として衰えを知りません。
それを考えると全般的に天候の良い年はさらに素晴らしいワインができる可能性があるということ。
 
そして、その当時僕を驚かせてくれた葡萄達の末裔が今年、この東御の地で本格的な収穫を迎えようとしています。
 
Sauvignon Blanc(ソーヴィニヨン・ブラン)
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リュードヴァンの畑ではどの品種よりも早く9月の半ば頃に収穫を迎えます。グリーンが鮮やかな房、その色はまるで果皮を噛んだときの清々しい香りを表現しているかのようです。
 
 
副梢(枝葉の付け根から生える蔓)の勢いが強いのがこの品種の特徴。枝葉の整理も一苦労です。
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この葡萄たちの故郷はフランス。ボルドー地方か?それともロワール地方だろうか?ただ分かることは20年以上前にカリフォルニアの地から海を渡ってきた葡萄達だということ。
そして日本の各地を転々として、2007年からこの東御の地に息づいているのです。
大西洋を渡りアメリカへ、そして太平洋を渡り日本へ、そしてまたこの地に辿り着いたなんて…。
地球をぐるりと旅をして来たこの葡萄達を思うとロマンを感じられずにはいられません。
 
 
枝葉の整理を終えたMerlot(メルロー)
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こちらも今年初めて本収穫を迎えます。
 
 
こんな不順な天候でもしっかりと実を結んでくれています。
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たわわな房の一粒一粒があと10日ほどもすればちらほらと赤くそして徐々に黒色へと変化して行きます。 
 
 
冷夏、天候不順、そんな年でも葡萄達は秋の陽を浴び成熟の時がくるまではと辛抱強くこらえています。
それを思うと、僕らの仕事は来たるべく秋のベレーゾンまでいかにして葡萄の葉と房を健康に保つ手伝いができるかなのです。
雨にたたられる季節には湿気がこもらないように枝葉の混み具合をコントロールしてあげたり、また陽の光を十分に浴びることができないときには少しでも光合成の効率を上げてあげられるように養分の質や量を工夫してあげることも時として必要になってきます。
 
なにもしないことが自然なのではなくそれは放任と言ってよいでしょう。
しかし成長するのは葡萄自身。枝葉を伸ばすのも、たわわに房を実らすのも葡萄達自らの力、僕らはただそれを補助し、導いてあげるのが役目なのです。
 
 
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大地に立って生きてゆく力強さ、それはたとえ植えて2年目の幼い木から収穫された葡萄からでもしっかりと感じ取れます。
 
Chardonnay 2007 特有のミネラル感は儚くもあり力強くもあり、アカシアと蜂蜜の香りが特徴的。
Sauvignon Blanc 2008 豊富な酸味と力強い骨格を感じます。そして冷たくひやすと青りんごの清々しい香りがそれらをしっかりとまとめ上げます。
Merlot 2008 ベリー系の香とバランスのとれたまろやかさ。どこまでも優しく包み込みます。
ワイン会員様向け限定販売。
是非この機会に記念すべきファーストヴィンテージワインをお求めください。
(※ 販売方法等は後日告知いたします。)
 
 
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㈱リュードヴァンでは株主になってくださる方を募集しております。
ご興味のある方は下記までご連絡ください。
 
㈱リュードヴァン
〒389-0506 長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973
e-mail : info@ruedevin.jp
 
 
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