Rue de Vin Chardonnay 2013 Colline d’Or
(シャルドネ 2013 コリーヌ・ドール) 発売。金色のラベルが特徴です。
そしてこちら、こげ茶色に似た憲法色のラベルはお馴染みのRue de Vin Chardonnay(リュードヴァン シャルドネ)。リュードヴァンと共に誕生したリュードヴァンの原点となるワインです。
フランス・シャブリを連想させるステンレスタンク醗酵によるフルーティーで爽やかなワイン。
いわば、葡萄のポテンシャルのみ、化粧をしないスッピンのシャルドネとして愛されて来ました。
そしてこの度発売になりましたColline d’Or(コリーヌ・ドール)は、木製の小樽で醗酵から熟成までゆっくりと時間をかけて造り上げたワインです。
勿論、スパークリング・ワインのリュードヴァン・ヴァン・ムスーでは樽による醗酵と熟成は行っていたのですが、シャルドネのスティルワイン(非発泡ワイン)のもう一つの柱となるべく、満を持して2013ヴィンテージからの登場です。
シャブリスタイルとはまた一味違った、マロラクティック醗酵による柔らかな酸味と、樽由来のリッチな香りと味わいをお楽しみください。
名前の Colline d’Or(コリーヌ・ドール)は「金色の丘」の意味。フランス・コート・ドールで行われている白ワイン造りのスタイルです。Cote-d’Or(コート・ドール)も「黄金の丘」の意味。リュードヴァンの小さな丘から生まれた葡萄からCote-d’Or(コート・ドール)に敬意を表し、Colline d’Or(コリーヌ・ドール)と名付けました。
そして、3月の巨峰のスパークリングとソーヴィニヨン・ブランの発売と開墾のお知らせ以来、しばらくこちらのブログサイトの更新もままならず、申し訳ございませんでした。
台風接近の本日(8月10日)、4月から8月までの様子をまとめて更新してお知らせさせていただきます。少々長い投稿ですが、是非最後までお付き合いください。
4月の上旬、開墾作業もほぼ終わり、地面の草から緑が戻り始めます。
ソーヴィニヨン・ブランの畑。例年にないほどの雪解け水に地面もぬかるみます。
今年新たに開墾した区画。一番見晴らしの良いあたり。ソーヴィニヨン・ブランの定植の様子。4月の後半になれば地面も乾き、作業効率も上がりました。
こちらはワイナリー並びの奥の畑、メルロの定植です。山の粘土地と違い、こちらの土はさらさらとした火山灰土。どんな個性のワインになるでしょうか。
苗木植えの後は、長靴と農具を洗って。。。どう見ても水遊びです。
5月の始め。
ピクニックシーズン到来。
遅い芽吹きももうわずか。
山の畑はタンポポの黄色の世界。
5月の半ば、待ちに待った展葉の季節。
タンポポも綿毛に代わりました。
東御市図書館で始まったワイン講座。 たまには葡萄畑を離れて、
リュードヴァンと、他の長野県のワインと、山梨県のワインと、フランスのワインと、
比較することで見えてくることがあります。
6月初旬。残雪の美しい北アルプスを望む、ソーヴィニヨン・ブランの畑。
今年もしっかり花芽がついています。
そして今年最後のシードルの瓶詰。
6月半ば、清々しい陽気の日には外でランチ。
同時に季節は梅雨。甘い香り漂う開花の季節。
誘引作業、成長してゆく新しい蔓をワイヤーに結ぶ作業に追われます。
水田にはカルガモのつがい。
すごし易い初夏の気候。
蔵の中では慎重に樽だし作業。
美しい色調。
香りの漂う瓶詰め作業。
Pinot Noir 2013 (ピノ・ノワール 2013)発売。
チェリーの香りが心地よく、是非熟成させていただきたいです。たった2樽だけの素晴らしいワイン。ワイナリー完売の為、酒販店さまでお求めください。
7月上旬。葡萄の木も、辺りの木々も夏の濃い緑に変わりました。
夏祭り。
夏らしいカフェのメニュー。
7月中旬。濃い緑と夕立を予感させる厚い雲。
小粒でカッチリとした実の付き具合、
切れ込みが大きく特長的な、カベルネ・ソーヴィニヨン。
毎日のように続く激しい夕立。
夕立の降り始め、太陽の光と雲の影が花壇に美しいコントラストを描きます。
夕立の後は東の空に虹が架かります。
夕陽に染まる空。雨の多い年は病害が心配です。
7月後半、暑い夏です。そして暑い夏も炎の中で創作活動のガラス工房。
オリジナルシードルグラスを作ってくださる。海野宿のガラス工房 橙さん。
風鈴が涼しげ。
夏休みは涼を求めて、かき氷や、シードルを飲みに、ガラス工房 橙さんのカフェもお勧めです。
7月も残り2日。ワイナリーの目の前に広がる美しい棚田。奥にはリュードヴァンの葡萄畑。
朝露が美しく輝く時間。
毎年開墾と定植を続け、葡萄の段々畑も棚田に負けないくらい美しい景観に変わりつつあります。
来年の定植予定地。ここにはシャルドネの苗木を1200本程植える予定です。
樹齢9年目のシャルドネ。
シャブリスタイル、コート・ドールスタイル、スパークリングとバリエーションの増加に合わせ、来年以降もシャルドネの定植を続けます。今では気づけば管理する畑も5.3haに。
この地でワインを造ること、それはこの地で葡萄を作ることでもあります。ワインを造るということはその土地と共に生きること。葡萄はその土地の個性を吸収し、人はその土地の気候の中でワインを造り、出来上がったワインはその土地の個性を映し出す鏡のような存在となるのです。そして地元の人々に愛され、ワインは地産地消の最たるものとなり、必要とされ、葡萄を作り、ワインを造ることの継続性、すなわち造り続ける理由が生まれるのです。いずれそれは文化と呼ばれ揺るぎない産業になるはずです。だからこそ、リュードヴァンはこの地を耕し、葡萄の木を植え続けているのです。
今、ワイン法の成立に向けて何らかの動きがあるようですが、真の国際競争力とは輸出のみならず、外からのものにも立ち向かえる力を備えることです。葡萄を作り、ワインを造り続けることのできる環境・仕組みの整備と文化の向上なくして、品質のみではグローバル化の時代を生き抜いては行けません。当社のワインは今、品質において国際競争力は十分にあります。しかし今の農業を取り巻く仕組みの中では価格面での競争力は十分ではありません。今、本当にすべきことは何なのか!?答えはすでに出ています。皆が勉強し、諦めさえしなければこの地は世界に誇れる名醸地になるはずです。法はこの国の人と産業の為に整備されなくてはなりません。対外的な見栄や特定の人のためで有ってはならないのです。刹那主義的な考えに陥らないように広い見識を持ち、総力を挙げてこの国の文化・産業となるように導かなくてはならないのです。
圃場の増加に合わせ、管理する機械も新たに導入しました。
スピードスプレーヤー。病気の発生を防ぐためには、どうしても農薬の散布は欠かせません。
草刈機も2台体制に。
8月の始め。
小樽で発酵・熟成をしたシャルドネを樽から出しました。樽を洗浄し、10月になればまた2014年産のシャルドネで満たされます。
お客様から頂いた、プリザーブドフラワーのボトルハンガー。新しいシャルドネ コリーヌ・ドールの印象とも良く合っています。
慎重にデザインされたボトルラベル。
リュードヴァンのボトルラベルには商品毎にテーマカラーを設定しています。香りや味わい、商品のスタイルや背景などをイメージして相応しいカラーを選択し、さらに陳列した時に他の商品とのトーンバランスにまで細心の注意を払って製作しています。
今回、スティルワインは6種類、スパークリングワインは2種類、そしてシードルが2種類になりました。今後も商品ラインナップは増える予定です。ひょっとしたら近々何かお見せできるかもしれません。楽しみにお待ちください。
(8月11日深夜)台風が去ったようです。葡萄畑が無事でありますように。
そして、あとひと月もすれば収穫の季節がやってきます。まだまだ油断できませんが、良い収穫ができますように励みます。収穫作業で皆様にお会いできることが待ち遠しいです。
そしてその前に、9月6日、7日には東御ワインフェスタでお会いしましょう。
******** お知らせ ***************************
今年も開催します、東御ワインフェスタ2014!
車の運転を気にせずに、東御市内のワイナリーを巡ったり、
醸造者のトークセッションに、新たにワイン造りの世界に挑戦している方たちの本音トーク、
そして夕暮れ時のコンサート…など盛りだくさんの2日間です。(9/6(土)、7(日))の2日間。
ぜひお越しください。
東御ワインフェスタ2014
https://tomiwineclub.web-ties.com/winefesta2014.pdf
前売り予約フォームはこちらから
https://tomiwineclub.web-ties.com/
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Cafe Rue de Vin (カフェ・リュードヴァン)
土曜・日曜のみ営業です。
AM10:00~PM6:00
〒389-0506 長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973
リュードヴァンの所在地は、地図検索サイトNAVITIMEでも表示されます。
クリック、⇒ NAVITIMEで検索 「リュードヴァン」
Googleでは東部湯の丸インターからのルート案内もご覧いただけます。
クリック、⇒ Googleでルート案内
㈱リュードヴァン
〒389-0506 長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973 Fax:0268-71-5983
e-mail : info@ruedevin.jp
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