春の訪れを知らせてくれる地面の草花。
枯れ草色だった葡萄畑に緑が戻り、我先にと小さな花を咲かせています。

　
　
こちらはメルヘンの世界に出て来そうなムスカリの鮮やかな青い花。

夏場の草刈でいじめられても、毎年この季節になると可愛らしい花を咲かせてくれます。
　
　
ようやく東御にも遅い春がやってきました。

　
　
そして今年も恒例の苗木の定植を行いました。

　
　
今回の定植はカベルネ・ソーヴィニヨン。

　
ワイナリーのある山の葡萄畑からは標高で200m程下ったところにある葡萄畑に200本程補植をしました。
昨年この区画から収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンはフルーティでスパイスの香り漂う、しっかりとした骨格のワインが出来上がっています。もうしばらく木樽の中で熟成させて、円やかなメルロとブレンドされて秋頃には製品名 “Deux Robes Violettes 2011″　として発売の予定です。
　
　
そして、山の畑では葡萄の木の引っ越しをしました。
一昨年に定植したソーヴィニヨン・ブラン。予定よりも苗木が多く出来上がり、仮植えして窮屈な思いをさせていましたが、今年からは晴れて専用の区画に植えられて、伸び伸びと成長してくれることを願っています。

　
お手伝いしてくださった皆さま、ありがとうございました。
今年植えたカベルネ・ソーヴィニヨンは2年後、植え替えをしたソーヴィニヨン・ブランはこの秋から収穫できる予定です。是非、秋の収穫にも是非ご参加ください。
　
　
瑞々しい樹液の滴り。

　
　
定植が終わるともう一つ、樹液が行き渡り柔らかくなった蔓をワイヤーに結ぶ “誘引作業” が待っています。

芽吹きが始まるGW頃までには終わらせなくてはなりません。
　
そして5月の半ばになれば芽の数も揃ってきます。
その頃になると、余計な芽を摘み取る “芽かき” 作業が始まります。これから果てしなく続く枝葉の管理、そして草刈りに病気の防除・・・。　秋の収穫までノンストップで作業が続きます。
　
　
餌を探してせわしなく動き回る。カメノコテントウムシ。

　
　
ガンの春の渡りを見ることができました。

　
　
春が来て植物や昆虫だけでなく、鳥の囀りに、獣の気配、山の葡萄畑では生き物の営みをひしひしと感じることが出来ます。
そして私達にもいよいよ葡萄畑での新しいシーズンが始まりました。　
異常気象と言われる極端な天候の変化は今や当たり前のこと。どんな天候が来ようとも良い収穫を目指して全力を投入するだけです。それでも太刀打ちできない自然には従うしかないのが農業というもの。
今年もまた悔いの残らないように頑張ります。
　
　
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Cafe Rue de Vin　（カフェ・リュードヴァン）
土曜・日曜のみ営業
AM10：00～PM5：00
〒389-0506　長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973
　
GWの営業予定
28日（土）、29日（日）、5日（土）、6日（日）　土曜、日曜は通常営業をしております。
それ以外はショッピングのみ可能。　また不定でお休みを頂くこともあります。

　
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㈱リュードヴァン
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