何とも春らしい色調のロゼワインが出来上がりました。
Rue de Vin 秀果園 巨峰スパークリング
シャンパーニュ製法によるスパークリングワインです。
ピュピトルの裏側は美しいオレンジ色の幾何学模様。
そして側面。
回転するネックフリーザーはさながらメリーゴーランド。
巨峰の色素で染められた酵母。
細かいバブル。
シャンパンコルクを打ち、ミュズレと呼ばれる金具で縛られ完成です。
リュードヴァンのワインは自社農園による栽培、自社ワイナリーによる醸造が基本ですが、この「巨峰スパークリング」には東御市の歴史ある巨峰農家「秀果園」の葡萄を100%使用して、リュードヴァンにより醸造されたワインです。
ワイン用に特別に栽培された巨峰を、ヴァンムスーの製造で培ったシャンパン製法を利用して造られたBrut(辛口)のスパークリングワインです。
そしてもう一つ、春らしいワインと言えば、リュードヴァンにとって毎年新しいヴィンテージの第一段を飾るのが、言わずと知れたソーヴィニヨン・ブラン。
こちらは、まだ寒さの厳しい2月に春の発売に向けて一足早く瓶詰めを行いました。
冬の斜光が美しくボトルに差し込みます。
バックしてゆくリフト。光の中に吸い込まれて行くようです。
瓶をつかむ一瞬の動き。
セラーに並ぶ瓶のシルエット。
冬の光は美しい。
エチケットはソーヴィニヨン・ブランの味わいのイメージを淡いグリーンで表現。
リュードヴァン・ブルーの封蝋。
2007年、2008年、2010年、2012年、2013年、そして今年2014年と少しづつ苗木を植えては育て、徐々にではありますが着実に製造本数を増やしてきました。
Sauvignon Blanc 2013 ソーヴィニヨン・ブラン 2013
昨年、2013ヴィンテージのワインはどれも素晴らしく、仕込みシーズンからその手ごたえはビッグヴィンテージを予感させるものでした。そして2013ヴィンテージの第一弾として仕上がったこのワインからはその予感は間違いのないものだったと実感できます。
きっと今後2009ヴィンテージにも勝るとも劣らない素晴らしいワインとの評判も高まるものと思われます。
そして、そんなソーヴィニヨン・ブランの瓶詰め作業の頃、ここ東御市も記録的な大雪に見舞われました。特にビニルハウスによる施設栽培農家にとってはハウスの倒壊が相次ぎ、甚大な被害となりました。リュードヴァンでは幸い大きな被害もなく、冬の葡萄畑での作業が大幅に遅れる程度で済みました。
ゲリラ豪雨、干ばつ、猛暑に冷夏、当社では昨今の異常気象と言われる極端な天候であっても、常に最善を尽くし結果として良い収穫ができるようにと心掛けてきました。しかしこれらへの備えは全て葉の生い茂る緑の季節を想定してのことでした。
正直なところ真冬の葡萄畑での災害に対する備えにいたってはまったくと言っていいほど意識に有りませんでした。今回の大雪は2010年の凶作を乗り越え、その後3年連続の良年に恵まれた私達に、おごることなく直向に励むようにとの自然からのメッセージだと受け止めることにします。
2月14日(金)、15日(土)と降り続いた雪。
そして16日(月)3日ぶりの出勤日のワイナリーの様子です。
ここは冬場の晴天率が高いとは言うものの、少々の雪には慣れているはずでした。
しかし一晩で1mを超えるような豪雪に対する備えは出来てなく、ウエスト程の高さに降り積もった雪に人の非力さを実感しました。
立ち往生する車による交通マヒ。当然出勤時間になってもたどり着かないスタッフ達。この日からほぼ一週間にわたる雪の撤去作業を根気強く続けてくれたスタッフ達に感謝の気持ちと労いの言葉を送ります。ご苦労様でした。
軒先の氷柱
ワイナリー隣りのカベルネ・ソーヴィニヨンも幹まで埋まりました。
それでもやはり晴天に映える雪は美しく、魅了されます。
そして日一日とまるでゆっくりと潮が引いて行くように、陽あたりの良い場所から徐々に雪が融けてなくなって行きます。
大幅に遅れた剪定作業を開始し、
また今年の定植予定地の開墾作業を始めました。
2006年の初めての開墾・定植以来、葡萄畑の景色を分断していた耕作放棄地もようやく無くなり、葡萄畑へと生まれ変わります。これでワイナリーのある標高740m地点から最上部の840m地点まで遮るものもなく一望できるようになります。
そして、開墾作業が済めば、いよいよ苗木の定植作業が始まります。
今年の品種はソーヴィニヨン・ブラン、メルロ、ゲベルツ・トラミネール、シャルドネ。
今年もまた皆様と一緒に定植作業やピクニックができることが楽しみです。
それまでもう暫く、ピッチを速めて開墾作業を進めて行きます。
苗木の定植ボランティア募集
4月5日(土)~GW頃まで、苗木が無くなり次第終了します。
AM9:00頃~ ご都合の良い日、時間にいらしてください。
好きなだけ作業して、好きなだけピクニックを楽しんで、あとは自由解散です。
(※4月29日,は地元、「祢津東町歌舞伎公演」の為、苗木植えはお休みします。)
持参するもの
・ 土の上を歩いても良い靴。
・ ガーデニング用などの手袋。
・ ピクニックをされる方は、お弁当&ワインなど。(ドライバーの方の飲酒はお控えください。)
・ 信州は日差しが強いです。また風が冷たい日もあります。それなりの準備をしてください。
参加される方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。
e-mail : info@ruedevin.jp
今年も是非一緒に、信州、東御の春を楽しみましょう。
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Cafe Rue de Vin (カフェ・リュードヴァン)
土曜・日曜のみ営業です。
AM10:00~PM5:00
〒389-0506 長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973
リュードヴァンの所在地は、地図検索サイトNAVITIMEでも表示されます。
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㈱リュードヴァン
〒389-0506 長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973 Fax:0268-71-5983
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