2月、東御の葡萄畑は静かな時間が流れています。
若いスタッフは黙々と石を拾ったり、雑木の根を取り除いたりと緑の季節には出来ないような作業に勤しんでいます。
僕のほうはというと最近は株主募集活動など人と会ってお話をしたり会社経営の仕事に追われています。
出張ばかりでブログの更新もままならず、葡萄畑の写真も撮りに行けず。
しかし出張がてらに都会ではワインバーに行ったり、ライブを見たり。
最近品質の向上で話題の九州のワイナリーを見に行ったりしています。
ここから少しだけ、九州ワイナリーツアーの御報告です。
日向灘を望むワイナリーから。
南国、海の幸、ワイン。そこにプロヴァンスのような生活があれば・・・。
そんな生活に憧れます。
立派なオーク樽
実はさすが本場、焼酎蔵のものです。
阿蘇を望むワイナリーから
普段は唯一九州でも雪のある地域だそうだが、この日はまったく雪の気配もなし。
今年は僕らの東御も雪はないですからね。
こちらは久住高原のワイナリー
牛の放牧と葡萄畑、こちらはニュージーのような雄大さ。
降雨量の多い九州での栽培は雨よけを設置したり、枝葉を人の背丈より高い位置から垂らしてみたり、独特の工夫がありました。
しかし、この時期にこの緑の景色。
暖冬とはいえ信州の引き締まる寒さからするとまるで春のようでした。
今回4つのワイナリーと一つの焼酎蔵を回り感じたこと。
どのワイナリーも雄大な景色と台風との飽くなき闘いの中で頑張っていていました。
そしてそれはそれぞれの地域独自の気候風土から、そこで生き抜く人々と葡萄がかもし出しワインという結晶となり、皆、光り輝いていました。
テロワールといわれる気候風土の違いがワインを個性的なものにするといわれますが、そこに暮す人々の努力があってこそ、それは発揮されるもの。
信州とはまったく違う気候風土とそこで格闘する人々に出会い、簡単に九州の方が良い、信州のほうが良いとか結論付けるものではないということを実感しました。
そして僕らの千曲川沿いに広がる東御の高台には、幾つもの小さなワイナリーが点在して生活圏としてワインと共にある文化を育める可能性に満ちていること。
長年追い求めて来た世界に一番近いところがやはり、この信州の千曲川沿いの地域なんだと言うことも改めて実感できる旅でした。
しかし、南国もいいけど、信州の冷たい空気を吸い込んで、葡萄畑で作業がしたくなりました。そろそろ剪定作業でも進めようと思います。
さて、一つお知らせがあります。
今、長野県では県を挙げて地域ブランドつくりを推し進めています。
「週刊信州」というWebマガジンや、地域ブランドつくりを応援するブログを書いたりと積極的に活動しております。
そしてそのブログにRue de Vinのことを少し、紹介していただいております。
5日12時までにアクセスしていただけると、ひょっとするといいことがあるかもしれません。(^^)
下記のアドレスになります。
https://brand.naganoblog.jp/e205351.html
「週刊信州」
https://www.s-shinshu.jp/
地域ブランドや産地作りと言えば、僕らリュードヴァンのお隣、ヴィラデストワイナリーさまの玉村豊男さんも以前からこんな事をおっしゃっております。
「千曲川流域が葡萄畑とワイナリーが点在するエリアとなってそれをナパ・バレーならぬ、千曲バレーとなってくれたら・・・」と。
小さなワイナリーや葡萄畑が通りで繋がって、ワインのある地域になって欲しい。僕らの社名の由来 Rue de Vin リュードヴァン への想いと同じですね。
東御市のワイン特区をはじめ、今回のWebマガジンにしても僕らの思いが我が町に、そして我が長野県にも伝わってくれたようでとても嬉しいですね。
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㈱リュードヴァンでは株主になってくださる方を募集しております。
ご興味のある方は下記までご連絡ください。
㈱リュードヴァン 小山英明
〒389-0506 長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973
e-mail : info@ruedevin.jp
千葉市 Bar Alec ワインと音楽のある夜
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