東京では桜も咲き始め、ここ信州でもようやく梅が咲き始めたところです。
僕らにとっては桜や梅の開花も嬉しいのですが、もっと嬉しいことは葡萄の枝からポタポタと滴り落ちる樹液を確認できたときです。
シャルドネの枝、剪定の切り口
冬の眠りから覚め、今年もよろしくと声を掛けたくなります。
それにしてもWBC、素晴らしかったですね。そして何よりもシャンパンファイトが格別でした。
シャルドネやピノ・ノワールからスパークリングワインができる日が楽しみです。
そのためにも今年もやります。苗木を植えます。
頑張らなくては!
そこで 今年も苗木植えのお手伝いをしていただけるボランティアを募集しております。
期間は 4月8日(水)から 2~3週間程度、苗木がなくなり次第終了となります。
※早速変更になりました。雨の影響のため整地が遅れています。当初予定していた5日⇒8日あたりの開始を予定しています。
今年の品種は ピノ・ノワールがメイン、そしてカベルネ・ソーヴィニヨン,ソーヴィニヨン・ブランも少々植える予定です。
希望の日に来ていただいて、1本だけでも、10本でも、100本でも結構です。
何かの記念に、信州への観光がてらに、あるいは日頃の運動不足解消のために…
葡萄の苗木を植えて、その後の成長を見守ってください。
そして将来その木に実った葡萄から造られたワインを飲んでみませんか?
多くの方々の参加をお待ちしております。
お弁当やワインを持参して頂いても結構です。ピクニック気分で是非いらしてください。
連絡先は
㈱リュードヴァン Tel:0268-71-5973 E-mail:info@ruedevin.jp
そして懐かしい写真
2006年春、プロジェクト初めての苗木植えの作業。
今年はこの葡萄の木から造ったワインRue de Vin Chardonnay 2008として初めて一般販売を行います。期待してお待ちください。
昨年の苗木の定植の様子
https://www.nagaifarm.co.jp/blog/wine/2008/04/>
なお、引き続き、ワイン会員(苗木のオーナー制度)の募集も行っております。詳しくはこのサイト内の ”ワイン会員募集” をご覧ください。
さて、告知はこのくらいにして、ここからは最近の葡萄畑の様子をご覧ください。
冬囲い、2ヵ月かけて巻いた藁ですが、はずすのは簡単ですね。
ほんの数日間の作業です。
2007年に植えたメルローの畑には地面を覆うオオイヌノフグリとホトケノザ。
夏になるとどこもかしこも雑草だらけですが、この時期、春の草花の勢いのある区画は葡萄の成長も順調です。ソーヴィニヨン・ブランと共に今年からようやく本格的な収穫の予定です。
雑木林を開墾し、雑草も何もなくなった区画にピノ・ノワールの苗木を植えたのは昨年のこと。
表土の露出も少なくなり、クローバーが生えてくれば土も肥えて柔らかくなってきます。
2006年定植のシャルドネ、2007年のメルロー、2008年のピノ・ノワールと、植えた区画の草の勢いを見れば年々土地の肥え具合が充実して行くのがわかります。
しかし、葡萄畑は全部で14区画、それぞれの土地の個性も様々です。
以前耕作されていた方々の肥料の違い、雑木林だったところは木々の植生の違いなどが、葡萄の成長は勿論、雑草の成長にも影響を与えています。
ピノ・ノワールのもうひとつの区画には
ヨモギが群生しています。
ヨモギは他の植物の生育を抑制する物質を出すらしいです。このような効果をアレロパシーと言うらしいですね。
そういえばこの東御市の特産品、クルミの木を植えたところには他の木は育たないなんて地元の人に聞いたことがありますが同様な効果らしいです。
フキのとうも顔を出しました。
カラマツの芽もふくらみ、
キタテハと、
めずらしく、クジャクタテハも現れました。
ともに越冬した個体ですね。
この日の葡萄畑では狐や、山?野良猫(山に暮すサバイバルなヤツ)とも遭遇しました。 なんだか久しぶりの再会に嬉しくなります。
厳しい冬を耐えて、訪れた春に動物も植物も昆虫たちも活発に動き出しました。
うっすらと霞む蓼科山
秋にはこの枝にもメルローの色着いた房がたわわに実るでしょう。
今年植えるピノ・ノワールも順調ならば2011年の秋には収穫し、2012年の春にはワインとなって皆様とお会いできると思います。
今年もまた葡萄畑で、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
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ご興味のある方は下記までご連絡ください。
㈱リュードヴァン
〒389-0506 長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973
e-mail : info@ruedevin.jp
葡萄畑の上空
トンビとオオタカのランデブー
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