しばらくぶりのブログの更新です。
およそひと月にわたる苗木植え作業も無事に終了しました。
今年は延べ103名の方々にお手伝い頂きました。
遠くは沖縄から、近くは地元東御市のソフトボールチームの皆様まで
本当にありがとうございました。
植え付け本数は1100本ほどと例年とさほど変わりませんが、窮屈な思いをさせていた仮植えの葡萄達を移植したり、スタッフとも力の限りを尽したひと月でした。
4月の始め、苗木植えの準備の頃はまだまだ山はモノトーンの世界。
そして5月の始めGWも始まった今ではすっかりと新緑の世界へと変化しています。
苗木植えのひと月間、木々は芽吹きだいぶ風景も変わってきました。
ひと月間の苗植え作業と共に移りゆく山の景色や葡萄畑の様子をご覧ください。
苗木植えの準備作業
苗木を植えてゆくラインに沿って、管理機で畝を作ります。
実はこのラインの方向が今後の作業をする上でなかなか曲者なのです。
理想は畑の形に合わせて最大限苗木を植えられるようにすることと、日のあたる方向を考慮すること。
しかし実際の畑は傾斜やうねりがあって図面通りにラインを決めてもなかなかしっくりこないもの。長く使わせていただく畑ですから、作業するうえで心理的に心地よい方向に微妙にラインを修正してゆくのです。
そして今年もまたおなじみの作業風景です。
初めてのお客様も毎年手伝ってくれるお客さまもありがとうございました。
今年の主役はPinot Noir(ピノ・ノワール)
言わずと知れたブルゴーニュの最高級品種。3年後にはどんなワインとなって僕らの前に現れてくれるのだろうか。
そして一足早く、繊細でいて力強くもありエレガントなワインとして結晶したシャルドネ。
今年は苗木植えの直前に瓶詰め作業を行いました。
新しいラベルをまとって記念撮影。
Rue de Vin Chardonnay 2008
写真は2007と同様Rue de Vinのイメージカラー、ブルーの封蝋でシール。
販売用は新たにキャップシールを作成しております。完成が楽しみです。
そして一刻も早く皆様に飲んで頂きたいですね。
そして今回の苗木植え作業の様子も
“株式会社 上田ケーブルビジョン” さまで放送していただきました。
作業の様子はこちらから(動画)↓
https://www.ueda.ne.jp/movie/f200904/mm0414-4.html
ありがとうございました。
苗木植えが始まると、桜の季節を通り過ぎ、
カラマツも若葉をまとい始め、あたりが徐々に薄緑に包まれてゆきます。
ムスカリ
鳥が種を運んできたのでしょうか?葡萄畑のあちこちに自生しています。
そして野鳥達も繁殖の季節、雄キジも
真っ赤な頬をふくらませ、甲高い声で盛んに鳴いています。
ときには複数の雌を見かけることも。
苗木植えも終盤をむかえる頃、
葡萄畑の草花も勢いを増してきます。
草刈り機が本格始動する時期も近いです。
あたり一面を覆うタンポポ
区画毎に咲く順番があり必ずしも標高の差だけではないところが葡萄の芽吹きや実が熟すタイミングと似ていて興味深いです。
来る日も来る日も鋤簾(ジョレン)を使い土を寄せる作業を行ってきました。
苗木植え作業を開始しておよそ3週間、休める日は雨の日のみ。
毎年のことなのですが、二の腕はしびれ、腰や背中も重く張り、体全体に疲労が蓄積された状態となります。
そして4月24日、無事に苗木植えも終了しました。
しかしここでもうひと頑張り、ちょうどGWの頃、芽吹きを迎える前までに誘引作業といって葡萄の蔓をワイヤーに結びつけてあげなければなりません。
苗木植えから4年目を迎えたChardonnay(シャルドネ)
ほんの少しだけ太く成長し、貫禄が出てきました。
こちらは昨年植えたPinot Noir(ピノ・ノワール)
まだまだ細くか弱いけれども、元気に芽が膨らみ始めました。
3年目を迎えたMerlot(メルロー)の区画
誘引作業も終了して、ようやくひと時の休みがとれそうです。
GWも終盤、葡萄畑を見回ると、ちらほらと芽吹きが始まっていました。
Chardonnnay(シャルドネ)
そしてMerlot(メルロー)も
これから収穫までの5か月間、この小さな葉に続き開く一枚一枚の葉が蔓を伸ばし、葡萄を実らせ、今年もまた素晴らしいワインとなるべく育んでくれると思うと胸が高鳴ります。
今年も良いヴィンテージに恵まれますように。
これからも是非、葡萄達の成長を見に東御の葡萄畑へと足をお運びください。
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