2008年の春。
荒れ果てた耕作放棄地を開墾し、葡萄の苗を植えながらワインと共にある豊かな食生活のある世界を実現する為に、自らの醸造所を持たないまま会社を設立しました。
社名は 「Rue de Vin リュードヴァン」 その意味は 「ワイン通り」
この東御の地に一本の通りからワインのある文化圏が広がって欲しいとの思いから命名しました。
その時に自宅の玄関に掛けた手作りの看板も今は完成した醸造所の玄関に掛かっています。
先日、とある友人から、正直なところワイナリーの実現は出来ないと思っていたと聞かされました。もう30年近くもレストランと言う形でワインと豊かな食生活のある世界を実現している方からの言葉でした。
きっと誰もが思っていたことかも知れません。
それでも、その方を始め多くの方々に様々な形で応援していただき、醸造所の実現まで漕ぎ着ける事ができました。
そして委託醸造と言う形ではヴィラデストワイナリー様のご協力を頂き、2007,2008ヴィンテージとリリースしてきましたが、今年もまた、酒販店様向けに2009ヴィンテージを出荷させて頂けることとなりました。
品種はシャルドネ,メルロ,ソーヴィニヨン・ブランの3種。
シャルドネは 樹齢4年、生産本数は2007本。
メルロは 樹齢3年、生産本数は1700本。
ソーヴィニヨン・ブランは 樹齢3年と2年、生産本数は685本。
リュードヴァンの看板商品であるシャルドネに続き、待望の赤ワインであるメルロと、メーカー勤務時代から6年ぶりの本格リリースとなるソーヴィニヨン・ブラン。
どれも自信を持ってお勧め出来る製品となりました。
Chardonnay 2009
瑞々しくも華やかでいっそうボリュームのある仕上がりとなりました。
Merlot 2009
香り、味わいとも、どこまでも心地良く、何かが突出して飲み手を挑発するような事もなく、うっとりと丸く優しく包んでくれるような味わいが表現できています。
Sauvignon Blanc 2009
明快な香りと上質で豊富な酸味のバランスは、まるで新しい世界が広がって行くような、日本の、長野の、東御の、そしてリュードヴァンオリジナルの味わいを形成しています。
ご購入は下記酒販店様からお願い致します。
(ワイナリーでの販売は8月後半頃を予定しております。)
※ Sauvignon Blanc 2009は一部の酒販店様のみの扱いになります。
販売店一覧 (順序不同)
・ いまでや 千葉県千葉市中央区仁戸名町714-4 ?043-264-1200
https://imadeya.co.jp/
・ ㈲矢崎酒店 長野県松本市宮田19-29 ?0263-25-5016
・ くらしの広場 あさかわ
長野県上田市上丸子1037 ?0268-42-4040
https://www.e-asakawa.com/
・ 石森㈱ 長野県上田市秋和問屋町243-2 ?0268-22-6237
・ セラー キタムラ ㈲北村酒店
長野県長野市南千歳1-3 アイビースクエア1F ?026-266-7707
https://www.e-kitamura.com/
・ 酒文化いたや ㈲井田屋酒店
長野県伊那市日影171 ?0265-72-2331
https://www.itaya21.com/?Home
・ カーブ ド リラックス
東京都港区西新橋一丁目6-11 ?03-3595-3697
https://www.cavederelax.com/
・ リカーハウスのもと ㈲野本商店
長野県長野市松代町松代550-2 ?026-278-2057
https://www.nomotto.net/
・ ㈲中島酒店 長野県松本市中央1-3-7 ?0263-32-1158
・ ㈱大塚商店 長野県松本市中央2-8-7 ?0263-32-1669
・ ㈱丸本洋酒店
長野県長野市問御所町1289 ?026-234-2444
・ 岸田酒店 長野県小諸市南町1-1-8 ?0267-22-0593
https://kishisyan.web.fc2.com/item-wine.htm
・ フードショップ ツチヤ
長野県小諸市西原321-1 ?0267-22-5410
・ 信州旨酒 加藤商店
長野県飯田市上郷黒田1927-4 ?0265-23-7374
https://www.katosyoten.com/
・ 酒乃うちやま
長野県東御市田中705-1マツヤ内 ?0268-62-0012
https://pub.ne.jp/kanesho/
・ みどりやワインハウス
長野県佐久市甲1403-1 ?0267-58-2222
https://www.rakuten.co.jp/midoriya/
・ 優心美酒SHIMURA ㈲志村酒店
埼玉県春日部市備後東2-15-30 ?048-735-3044
https://www.rakuten.co.jp/shimurasaketen/
・ 酒屋やよい 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦1239-4 ?0256-94-5841
https://www.yayoi.sake-ten.jp/
・ 鴨宮かのや酒店
神奈川県小田原市南鴨宮2-44-8 ?0465-47-2826
https://www5a.biglobe.ne.jp/~kanoya/
・ 久保酒店 八ヶ岳の麓の酒屋
山梨県北杜市小淵沢町7661 ?0551-36-2034
https://www.kubosaketen.com/
・ 酒の原商店 長野県上田市上塩尻260 ?0268-22-1941
https://www.hara-igeta.jp/
・ Alcoholic Armadillo (亀屋商店)
神奈川県平塚市紅谷町18-14 ?0463-21-0220
https://www.rakuten.co.jp/alar/
・ 清水屋 長野県南佐久郡小海町小海4285 ?0267-92-2044
https://www.shimizuya.info/
・ Re:Vini 神奈川県横浜市金沢区瀬戸17-10青木ビル2階 ?045-788-5831
https://ameblo.jp/revini8k/
・ ㈲ マルシェ・オ・ヴァン
山梨県甲府市城東3-16-11 ?055-227-3105
https://www.miyukiya.com/marche_aux_vins/
・ 森田屋 長野県小県郡長和町古町立岩94-4 ?0268-68-2400
看板の話のづづき。
先日、ワイナリーの通り沿いに設置しました。
フランスを旅した時に目にした Route des Grands Crus の道路標識をモチーフに遊び心で”パクらせて”頂きました。
正に Rue de Vin : ワイン通り の標識による看板が出来上がりました。
そしてもう一つ、こちらはワイナリーに併設したショップに設置した看板です。
幅170cm程大きく立派な看板です。
落ち着いたワイナリーの外観と調和するように、「鉄」の風合いを生かしたナチュラルな職人手作りの看板です。
先のシャルドネのラベルとデザインで統一された醸造所。
石垣には葡萄畑や周辺で出土した石を使用することで東御の自然や集落の景色と同化する。
石が多く、傾斜地である東御では、水田の棚は勿論、民家など、どこにでも見られる風景なのです。
建物やそこに設置される看板は、ただ目立てば良いのではなく、周囲との調和の中で、バランスによって主張すればよい。
本来、建物とは木材や石、土などその周囲に存在する自然の建材によって造られてきました。
そしてそれが地域固有の街並みを形成していたはず。
経済性優先の大量生産による無秩序な建設は地域の個性と調和を破壊してきました。
勿論、リュードヴァンの醸造所も、コンクリートや外壁のボードなど、どこかで大量生産された建材を使用しております。
それでもなるべく、そこに暮らす人々や訪れた人々に安心や居心地の良さを与えたい。
そんなことがデザインのテーマと成っているのです。
元々はシャルドネのラベルも、ワインの味わいは勿論、この地から感じられる雰囲気を一枚のデザインとして起こしていただいたもの。
そのイメージのままの建物がこの地の風景に溶け込むのは当然の事なのです。
僕らリュードヴァンのスタッフはこの世界観を継続し、発展させてゆくことが仕事であり、生活そのものとなります。この地でこの場所でワインのある暮らしを実践してゆく。
葡萄畑と一枚の小さな看板しか無かった設立当初とは違い、今は醸造所が完成し、立派な看板を掲げ、本当のスタートが切れることとなりました。
まだまだ、気軽に飲んでいただくには少々高いワインですが、先ずは、お近くの酒販店様から、
その次は信州で、そしてリュードヴァンに来ていただいて、是非、現地でワインを楽しんでください。
夜の醸造所。
柔らかい明かりに安らぎます。
テラスでは昼間の明るい日差しの中で、また、夜は柔らかな明かりの下で、楽しい社交の場としてワインが生活の中に溶けこんでゆく。
そんな「通り」に、「地域」を目指して、これからもよろしお願いします。
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コミックエッセイ 「シゴトクリエイター」 の取材をして頂きました。
2010年中経出版より発売予定。
https://ameblo.jp/yaekoikeda/
動画CMあり。
㈱リュードヴァンでは株主になってくださる方を募集しております。
ご興味のある方は下記までご連絡ください。
㈱リュードヴァン
〒389-0506 長野県東御市祢津405
Tel : 0268-71-5973 Fax:0268-71-5983
e-mail : info@ruedevin.jp
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