8月の終わり。
秋の気配どころか、肌に感じる風は秋そのもの。
記録的な日照不足、雨ばかりの夏が過ぎ行き、風だけはひと月先、収穫の季節のそれに近いのではないだろうか?
今の季節、黒葡萄が徐々に色着いて行く様は宝石のように美しい。
季節はひと月分、跳び越えたかのように進んでしまっても、植物の生育は一段跳びというわけにはゆきません。
今年もたわわに実ったシャルドネですが、ただあとひと月もう少し陽の光を、暖かさを与えてあげたいですね。
ところで7月に販売を開始した Chardonnay 2008 は皆様のところへ行き渡ったでしょうか?
いったい何名の方々が飲んでくれたのだろうか?
長野県内で、首都圏で、遠くはどこまで運ばれ、どんな所で飲んで頂けたのだろうか?
僕がワイン造りを生涯の仕事として決意したのはとあるワインとの出会い。
見知らぬ土地の見知らぬ農夫と造り手が数十年前に丹精込めて作り上げたワイン。
遠くフランスから国を越えて、そして幾年という時を越えて、感動を与えてくれた。
“感動”というよりも”感謝”のあまりに涙があふれ出る。
「自分もそちらの世界へ行こう。」そう決意して十数年が経ちました。
それからというもののワインをリリースするたびにその何百、何千本のワインが、飲んでくれたテーブルの数だけ幸せな空間を作り出すべく彩りを与えてくれている・・・。
そう思えると壜詰を完了した時点でワインの出来が上々ならば、それでもう僕の仕事は終わり。幸せになれるのです。(本当は仕事はちっとも終わっちゃいないが・・・。)
生産本数はわずか1140本。そのうちの一本が今日もどこかのテーブルで楽しい時間を過ごしてくれているのだろうか?
飲んでくださった方々の感想も少しづつ頂いております。
ありがとうございます。
そして、あちこちで完売の声を聞いておりますが、東京方面の方々へ朗報!?です。
近々、伊勢丹・新宿店さまにて取り扱いをしていただけることとなりました。
売り場は地下1F、洋酒・ワイン売り場 「グランドカーヴ」 内。
スパークリングワインを始め、生産国毎に美しく陳列されたワイン達。
しかしひょっとするとリュードヴァンのワインは陳列されていないかもしれません。
その時は、店員の方へ問い合わせてみてください。
奥のワインセラーに案内してくださります。
一足早い秋の空は遠く北アルプスの山々も望める程に澄んでいます。
東京方面の皆様も是非一度、Rue de Vin Chardonnay 2008 を飲みながら少し早い秋を美味しく、楽しく、過ごしてみてはいかがでしょうか?
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